スチームモップを使えない場所
床や壁だけでなく、ソファや畳にまで使用できるスチームモップは非常に便利なのですが、使用することができない所もあります。
床材の場合にはニス加工されているプラスチック素材であったり、塗装が一切されていない無垢材の床というのは熱に弱いですので、注意が必要になります。
また、ソファであれば布製品のものを使用することができるのですが、革製品やベルベットなどのような素材には使用することができません。
壁材についても紙製のものというのは蒸気によって接着面が簡単に剥がれてしまいますので、注意しなければなりません。
さらにカーペットにおいても毛皮などを使用しているラグ、高価なものには使用しないほうが良いでしょう。
スチームモップは100度から120度の高温の蒸気を使用して汚れを浮き上がらせるので、熱に弱い素材にはあまり向いていません。
使用しても良いのかどうかが分からない場合には目立たない場所で実際に試してみるというのが良いでしょう。
もちろん、普通の水拭きでも艶がなくなってしまうような場合には、試すまでもなくスチームモップを使用することはできませんので注意しましょう。
便利なスチームモップですが、場合によっては使用できないこともある、ということを良く覚えておいてくださいね。
スチームクリーナー選びのポイント
様々な掃除に活躍するスチームクリーナーですが、当然ながら全てにおいて万能とは言えず、用途によっては使い勝手があまりよくないようなケースもあります。
スチームクリーナーのタイプによっても得意とする場面は異なってきますので、購入の際はその種類にもしっかりと目を向けておきたいものです。
例えば、モップタイプのスリームクリーナーは床の拭き掃除は楽になりますが、細かな箇所の掃除には対応出来ません。
細部の掃除となるとハンディタイプのスチームクリーナーが便利ですが、こちらはモップタイプとは逆に、床などの面積の広い場所や手の届かないような高い箇所の掃除には適していません。
自分がどういった用途にスチームクリーナーを使いたいのかによっても選びたい種類は異なってくるでしょうが、
出来れば様々な場面で活躍できる多機能なスチームクリーナーを選択しておいた方が、使用する機会も増え、宝の持ち腐れにもなるようなことも避けられるのでは...と感じます。
現在、スチームクリーナーにはモップタイプやハンディタイプ以外にも、キャニスタータイプの製品が存在します。
キャニスタータイプとは掃除機のような形をしたスチームクリーナーで、本体はそれなりの大きさになるものの、水も沢山入る上にホース状のノズルによって床や高い箇所の掃除も楽に対応出来てしまいます。
スチームクリーナーはスチームよって掃除を可能にする=タンクに水を給水することで使用できるようになる掃除道具ですので、タンク容量が小さいと掃除中に何度も給水が必要になるといった面倒な手間がかかります。
またハンディタイプで言えば、スチームクリーナーを持つ腕にタンクの重さがかかることになりますので、長時間の掃除には耐えられないと感じる方も多いものです。
最近人気のキャニスタータイプのスチームクリーナーにはスチームファーストと呼ばれる製品がありますが、こちらは45分間も給水なしで連続稼働が可能となっています。
加えて、電源スイッチも手元にありますので、スチームで汚れを浮かしたあと布で拭き取るという作業もスムーズに行えるのが嬉しいスチームクリーナーとなっています。
どうせ選ぶのであれば少しでも使える用途が幅広いタイプのもの、つまりスチームファーストのようなキャニスタータイプのスチームクリーナーがお勧めですね。