スチームクリーナーの3つのタイプの特徴を理解しよう

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メディアでの紹介も増え、注目度が高まっているスチームクリーナー。しかし目にした商品をよく考えずに買ってしまうと、そこには思わぬ落とし穴があるやもしれません。 スチームクリーナーには3つのタイプが存在しています。

 

モップの形状をしており、前後に動かすことにより掃除をするモップタイプ。片手で扱うこともでき、細かい場所を掃除するのに向いているハンディタイプ。

 

掃除機のような形状をしており、オプションの付け替えによりさまざまな用途に対応できるキャニスタータイプ。タイプによってメリット・デメリットがあり、使用できる場所も変わっていきます。

 

自分の用途に合っていないタイプを購入してしまうと、後で後悔してしまうことも・・・。 そんなことにならないように、ここでは3タイプの特徴を紹介していきたいと思います。スチームクリーナーを購入する際にはこれらの特徴を理解し、用途に合ったタイプを選びましょう。

 

モップタイプのメリット・デメリット

モップ

『シャークスチームモップ』などに見られるモップタイプ。
モップタイプのメリットには、その細さのため置き場所に困らないことが挙げられます。 自宅に物を収納するスペースがもうほとんど無いという方でも、このタイプなら収納場所も見つかるのではないでしょうか。

 

腰を屈ませずに床の汚れを落とせるので、体への負担は雑巾がけよりも楽になるでしょう。 デメリットとしては、連続稼動時間が短いことが挙げられます。短いもので5分程度しか持たないので、水の補充が面倒です。『シャークスチームモップ』ならタンクに水を入れてから15分程度は持ちますが、それでもキャニスタータイプよりは短めです。 またその形状のため、床以外に使用するのには向いていません。

 

他にも水の入ったタンクごと本体を動かさなければいけないので、見た目の印象よりも疲労することがあります。 使用箇所が床だけで、置き場所に困らないタイプを探している人には向いていると思います。

 

ハンディタイプのメリット・デメリット

ハンディタイプ

片手で持ち歩くことができるハンディタイプ。キッチンや窓、壁の使用に向いています。 メリットとしては、細かい箇所にもピンポイントで使用できることが挙げられます。また3つのタイプの中でも最も安価な価格帯となっており、金銭的な負担が少ないこともメリットですね。 キャニスタータイプと比べると保管スペースもさほど必要としません。

 

デメリットとしては、床掃除には向いていないことが挙げられます。また本体の重さプラス水の入ったタンクの重さが加わりますので、意外と腕が疲れやすいです。 他にも連続稼働時間もキャニスタータイプに比べると短めなことが挙げられます。

 

連続稼働時間は『アイリスオーヤマ』のハンディタイプで12分、『シャーク スチームポータブル』で10~15分程度となっています。

 

長時間使用する場合は、モップタイプと同様に水の入れ替えに追われることになります。 使用箇所がキッチンだけで、安価なタイプを探している方にこのタイプは適していると言えます。

 

 

キャニスタータイプのメリット・デメリット

キャニスター

『スチームファースト』や、ケルヒャー製品にもあるキャニスタータイプ。

 

このキャニスタータイプのメリットには、汎用性の高さが挙げられます。

 

その見た目からして、キャニスタータイプはモップタイプのように床用と思われがちです。

 

しかし実はオプションによって、キッチンでも窓でもどこでも使えるのがキャニスタータイプなのです。

 

オプションは本体に付属していたり、別売りだったりします。

 

『スチームファースト』の場合は17個の付属品が含まれており、商品到着後すぐあらゆる場所に使用することが可能です。

 

またキャニスタータイプは本体の重量は重いのですが、使用時に手に持つのはハンドル部分のみです。

 

本体や水の入ったタンクを持つ必要がないので、実は見た目以上に扱いやすいのです。 また連続稼働時間も長く『スチームファースト』の場合は45分程度、ケルヒャー製品の場合は30分程度となります。

 

デメリットとしては、置き場所にスペースが必要なこと。

 

そして値段が高めなことが挙げられます。とはいえこれ一台でモップタイプ・ハンディタイプ両方の使用箇所がカバーできますので、コストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

 

いろいろな場所に使いたいのならこのタイプが断然おすすめです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

3つのタイプにはそれぞれ特性があることを知ってていただけたかと思います。

 

スチームクリーナーは、使い道にあったタイプを選ぶことがまず重要です。

 

床に使いたいのならモップタイプ、キッチンや窓に使いたいのならハンディタイプ、そしてあらゆる箇所に使用したいのならキャニスタータイプ。

 

扱う時の重量はモップやハンディよりもキャニスタータイプの方が軽いことなど、メディアで見るイメージとは違うこともあったと思います。

 

もし何を買ったらいいのか迷っているのなら、ここでは『スチームファースト』をおすすめさせていただきます。

 

付属品が充実しており、多機能で扱いやすいことがその理由です。

 

最初にモップタイプを購入して、あとからキッチン用にハンディタイプも欲しくなった・・・ということもありません。

 

スチームクリーナーはいろいろな機種が発売されていますが、何台も買うことがないように後悔の無い買い物をしましょう。

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